重さ:約
25.
4
g(±0.5g)
径
:約
26.2
mm
(±0.5mm)
アイリスクォーツは、別名レインボークォーツの名で呼ばれています。その名の通り、透明のクリスタル(水晶)の内部が虹色に輝く、たいへん美しい石です。
この美しい虹色がなぜ内包されたかというと、地殻の変動や外からの力が水晶に加わることで亀裂が生じ、それが虹色の分散光を放つためとされています。
アイリスクォーツは、この虹色の輝きや生成過程から、「傷つき、困難を乗り越えた先には輝く未来がある」とされ、希望の石といわれています。
この石を身に付け、願いを強く持っていると、虹色の数(7つ)だけ願いが叶う幸せの石と言い伝えられています。
アイリスクォーツの持つパワーは、実はこの神秘的な虹色の輝きにあります。
七色の光はそれぞれのパワーを持っています。
赤は恋の好機をもたらします。
ピンクは心に眠っていた情熱を目覚めさせます。
黄色は希望を与えてくれます。
緑は気持ちを穏やかにしてくれます。
水色はトラブルを回避してくれます。
紫は愛を深めてくれます。
白(透明)はクリスタルの持つ力を発揮し、あらゆるものを浄化し、災いから守ってくれます。
この7つのパワーはそれぞれ、その時々の状況によって必要な力でサポートしてくれます。
その時、必要な力の色を強く思うことで、より強い効果を発揮するといわれています。
水晶とは石英を指しますが、一般的に無色透明のものをクリアクォーツやロッククリスタルと呼んでいます。
水のように美しく透き通ったものが良いと思われがちですが、内部にヒビや他の鉱物などのインクルージョン(内包物)が入っているものがあり、それが天然物の証。また、インクルージョンによって様々な種類に分類され、それぞれ違った印象を与えてくれます。
アイリスの伝説
「アイリスクォーツ」のアイリスとはギリシャ神話の女神アイリスから由来しています。
美しい少女アイリスは、全能の神ゼウスの妻、ヘラに仕えていましたが、好色なゼウスに迫られ、ヘラに助けを求めました。
ヘラは翼と虹色の首飾りを与え、アイリスは虹の女神となりました。
この時、流した涙が、アイリスクォーツと呼ばれる石となったとされています。
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