<font size="+1">アメリカや、ヨーロッパ、オーストラリアでは極一般的な商品ですが、<br>何故か日本に無かった角ノミアダプターになります。<br><br>これは、通常のボール盤に取り付け、角ノミとして使えるもので、ＤＩＹ<br>には最適の工具になります。<br><br>ほぞ穴をきれいに開けるには、良く切れる鑿を正しく砥ぐことから始めな<br>くてはなりません。<br>さらに、良く切れる鑿でないときれいな加工が出来ないことは言うまでも<br>ありません。<br>良く切れる鑿を揃えようとすると最低でもセット組の鑿１０万円の出費と<br>それを研ぐ為、高品質の砥石を揃えると最低でも５万円の砥石を揃える<br>必要があります。<br><br>本職の大工さんですと、鉋のセットで３０万以上、鑿のセットで２０万円<br>以上。さらに天然砥石では最低でも５０万円の投資があって仕事が出来る<br>ようになります。<br><br>海外には、このような鉋も鑿も砥石もなく、プロの方でも今回出品した道具<br>を使ってホゾ穴を開けています。<br><br>殆どのボール盤に使用出来ますが、構造から、ある程度高さのあるボール盤<br>でないと取り付けは難しいと思います。<br><br>又、ボール盤に取り付ける際、付属の調整用のアジャスターリングの微調整が<br>必要になる事があります。<br><br>具体的には、この角ノミアダプターをボール盤に取り付ける際、アジャスター<br>リングをプラノコで数ミリカットしたりする必要が出てきたりしますので、<br>ある程度ＤＩＹに慣れた方でないと使いこなすのは難しいと思います。<br><br>本職の大工さんでしたら感覚だけで取り付けと作業が出来ると思います。<br><br>使用する際のコツですが、角ノミ部分の中にドリルをセットして使用します。<br>その際、ドリル部分を５ｍｍ程角ノミよりも出して使うと作業がはかどります。<br><br>又、作業をする際には、思ったよりも強く押し下げないと四角い鑿部分はなか<br>なか進みません。<br>ドリル自体はモーターのトルクだけで簡単に穴は空きますが、残った四隅の部分<br>は力技で押し下げて切る必要があるからです。<br><br>コツとしてもう一つあります。<br><br>無事、穴を開けても、角ノミを抜くにも結構力が必要になります。<br>もし、軽量のボール盤ですとそれ自体が動き、倒れたりする危険性があります<br>ので、必ず台等に固定して使用されることをお奨めいたします。<br><br>この抜く時に力が必要なのは最初の一つ目だけです。<br>これは、穴を開けた際、四方からの力が角ノミに掛かり、力の逃げる部分が無い<br>為に起こる現象です。<br>開けた穴を横に広げる作業をする場合など、力が逃げる為さほどの力は必要なく、<br>サクサクと穴あけが出来るようになります。<br><br>日本の規格の角のみは３５ｍｍが殆どですが、この角ノミを押し下げる際もかなり<br>の押し下げ力が必要になります。<br><br>綺麗なホゾ穴を開けるには、最低でも５年位の修行が必要と言われています。<br>ＤＩＹで画像のような綺麗なホゾ穴を開けるには、道具の手助けが必要です。<br><br>尚、この角ノミアダプター取り付に必要なボール盤のサイズですが、ドリルチャック<br>から約２０ｃｍプラス、穴を開けたい板の厚みが必要になりますので、最低でも<br>チャックの先端から２５ｃｍ位は必要になり、３０ｃｍあれば問題なく使用可能<br>です。<br><br>最後に、角ノミの素材はハイス鋼を使用しています。<br>切れ味が落ちてきたら、良く平面を出した砥石で砥いで頂けましたら切れ味は<br>戻ります。<br><br>人造砥石でしたら、１０００番、３０００番、５０００番、と砥ぎ進み、最後は<br>８０００番で仕上げてください。<br>砥ぎあがりに少し時間は掛かりますが、３０００番か５０００番のどちらかを抜<br>いても構いません。<br>しかし、両方抜くことはお奨め出来ません。<br><br><br>相当な力が必要になります。<br><br>これを経験されている方であれば、難なく使用出来るでしょう。<br><br>※使用説明書は英語しかございませんが、説明書の画像に沿って取り付けて<br>　いただければ特に問題がないものと思われます。<br><br>商品は違いますが、セッティング方法やサイズはこちら参考にご覧ください。<br><a href="javascript:void(0);">https://www.youtube.com/watch?v=OufGir8Cbp8</a><br><br><br>【商品重量】5kg　（ケースボックスも含む）</font>