仕様：1994年製FERNANDES FR-60Mボディです。 <br> <br> ややスクエアなボディシェイプとシンプルなボディ形状が特徴の中期型FRボディです。 <br> <br> 艶消しのマットボディにメイプル指板のネックを組み合わせ、ゴールドパーツおごったモデル、それがこちらのモデルです。 <br> <br> 1992年の登場時では限定モデルでしたが結構売れたようでカタログモデルに昇格しています。 <br> <br> ベースは同時期のFR-55になりますが、翌1995年モデルからはフルモデルチェンジをしますので、中期型FRボディとしては最終型になります。 <br> <br> ボディ材はソフトメイプルを使用しており、ソフトメイプルという名前の割は固く、重い印象があるのですがこちらの個体は1.58kgと軽めです。 <br> <br> というのも実はこちらの個体は河合楽器製ではなく、ダイナ楽器製なのでかなり重たい河合楽器製とは違います。 <br> <br> 1990年代になると河合楽器製よりもダイナ製のものの方が圧倒的に多いです。 <br> <br> ボディにちょっと塗装はげがあるのですが、そこで塗装の薄さが確認でき、薄塗ゆえに音抜けは非常に良いボディです。 <br> <br> <br> 各部の仕様は <br> <br> ボディー材はソフトメイプル。 <br> <br> ネックちょっとつばだし24Fのレギュラースケール（648mm）対応。 <br> <br> ブリッジはFRT対応で、スタッド間は74mmです。 <br> <br> スタッドは6mm径に対応し、アンカーはボディに入っています。 <br> <br> ブリッジザグリはFRT-8用になっていますが、他のFERNANDES FRT-4とかならば搭載可能です。 <br> <br> PUザグリはSSH。 <br> <br> ジョイントはヒールレスジョイントに対応し中期型FRボディなので大き目のジョイントビスに対応しています。 <br> <br> カラーは艶消し黒です。 <br> <br> ネックポケットのサイズは、幅が約56.4mm、深さが約16.6mmです。 <br> <br> コンディション：元々ひどい使用感のない個体で塗装はげが少々見られますが、程度は悪くはないです。 <br> <br> 艶消し黒の塗料でタッチアップしてしまえばほとんど目立たなくなってしまいます。 <br> <br> 送料：ゆうパック100サイズです。 <br> <br> FRボディしては非常に軽量で、音抜けの良いボディになります。 <br> <br> 高級車でも最近はマット塗装が流行っているようで、30年前のボディですがその意味では今風であるとも言えますね。