仕様：1991年製YAMAHA YG621ボディです。 <br> <br> 1991年にRGX系に変わる主力モデルとして登場したシリーズで、日本国内ではYGシリーズでしたが海外ではRGZシリーズとして展開されていました。 <br> <br> 最初にこのシリーズができ、94年以降はノンピックガードバージョンのRGXシリーズに変更され消滅いたしました。 <br> <br> またこの時期より主力モデルのボディ材がバスウッドからアルダーになり、ネックのスケールもレギュラースケール24Fになりました。 <br> <br> 当時から人気のあったIbanez RGに多分に影響を受けているモデルで、ネックがフロントPUとくっつくIbanezの後期RGと同様の構造になり、ルックス的には前期のIbanez RG550を意識した格好になっています。 <br> <br> カラーはRGZモデルとして海外展開もあったので種類も多く、また派手目のカラーが多く採用されていました。 <br> <br> その中でもこちらは結構派手目なクリムゾンレッドメタリックという色で、光の当たり方により深紅に見えたり、ピンクっぽく見えたりもする味わい深いカラーになっています。 <br> <br> YAMAHAでは日本向けと海外向けで商品を分けており1990年辺りまでは日本市場には日本製のものを投入していましたが、このYGモデルより海外向けと同じ台湾製ギターが投入されています(厳密にいうと1988年あたりのRGX600系も一部台湾製があります）。 <br> <br> とはいえ自社工場による生産ですので、日本製とほとんど変わらず造りは良いです。 <br> <br> このやや派手目なカラーのボディにHSHの黒ピックガードと、なんとなく初期のIbanez RG550っぽいところが良いですね。 <br> <br> YAMAHA RGXに影響を受けたのが、Ibanez RG。 <br> <br> その、Ibanez RGに影響を受けたのが、このYAMAHA YGだったりします。 <br> <br> <br> スペックは <br> <br> ボディー材はアルダー。 <br> <br> ネックはつばなし24Fレギュラースケール(648mm)に対応。 <br> <br> ザグリはHSHです。 <br> <br> PUキャビティにはYAMAHAお得意の導電塗料が塗られております。 <br> <br> ブリッジはYAMAHA Rockin'Magic PRO2に対応しており、スタッド間は74mmです。 <br> <br> ジョイントはヒールレスジョイントです。 <br> <br> カラーはクリムゾンレッドメタリック。 <br> <br> サイズ：ネックポケットのサイズは幅57.7mm、深さ19.2mmです。 <br> <br> コンディション：ボディのバックには若干小傷がありますが、トップはそれほど目立つ傷はなく結構きれいなボディです。 <br> <br> 裏蓋、専用ピックガード等は別出品してます。 <br> <br> 送料：ゆうパック100サイズ。 <br> <br> お薦めポイント：個人的にはかなり気に入っているシリーズです。 <br> <br> 造りや使用材もよくコスパも高いシリーズであったと思います。 <br> <br> ちなみに出品時現在YG612のピックガードも出品していますので、SSH仕様にすることも可能です。 <br> <br> また元々装着されている同色のマッチングヘッドネックを装着するのが基本ですが、同シリーズの黒ヘッドネックも出品していますので、ピックガードに合わせ黒でもかっこよいのではないかと思います。 <br> <br> 本当はYG612M-R(メイプル指板のリバースヘッド)のネックがあれば最高なんですけれど。