仕様：1988年製FERNANDES FR-65のネックです。 <br> <br> 85年～88年まで製造される初期型FRネックです。 <br> <br> スモールヘッドのストレートネックで、それほど幅広ではなく、オーソドックスな握り、やや大きめなフレットという特徴です。 <br> <br> 65以上の機種は幅せまナットではなく、裏止めナットを採用しております。 <br> <br> またこのFR-65は最初からネック裏はボディ同色ではなくナチュラルカラーのナチュラルサテンフィニッシュになっています。 <br> <br> 同時期のFR-55、FR-75はボディ同色です(途中のマイナーチェンジでFR-75も同色ネックはやめます)。 <br> <br> ですので使いまわしも良く、人気も高めです。 <br> <br> さらにこちらの個体はカタログモデルではありませんが、当時小ロットだけ生産されたリバースヘッド仕様です。 <br> <br> 1988年2月11日生産(祝日ですが休日出勤していたのでしょうか)ということは、あれですかね。 <br> <br> 1987年にWHITE SANAKEのサーペンス・アルバスが発売され、それに伴いビデオクリップがMTVでヘビーローテーションで流され、エイドリアン・ヴァンデンバーグのリバースヘッドFRの露出が高まったことに起因しているのでしょうかね。 <br> <br> あれ？FRリバースヘッドにするとかっこよくね？ <br> <br> みたいな感じでしょうか。 <br> <br> ちなみに某楽器屋オリジナルにも似たようなモデルはありますが、あれはシャークフィンインレイだったり、幅せまナット仕様だったり、日本製ではなかったりするので、こちらのモデルとは全く関係ありません。 <br> <br> ということで、このシリーズ黒や白はまあまあ存在しますが赤はほとんど見かけることなく希少です。 <br> <br> 製造はメイン機種らしく河合楽器製で、黒々とした指板に小さ目のドットポジションというのがシンプルでクールなネックであると思います。 <br> <br> <br> スペックは <br> <br> レギュラースケール(648ミリ)、つば出し24フレット。 <br> <br> 仕様はメイプル、ローズ指板です。 <br> <br> ヘッドはボディ同色のレッド、ネック裏はナチュラルサテンフィニッシュです。 <br> <br> 指板はややフラットで、ネックの握りはオーソドックスなUシェイプです。 <br> <br> ペグはビス穴斜めだしのロトマチックペグ対応です。 <br> <br> ナットは裏止めロックナット42mm対応です。 <br> <br> ジョイントは4点プレートジョイント。 <br> <br> ネックエンドはスクエア形状です。 <br> <br> サイズ：ネックエンドのサイズは幅56.5mm、厚さは26.2mm(フレットは含みません)、ナット幅は42.5mmです。 <br> <br> コンディション：元々使用感の少ない個体から外したので、特に目立つ傷のない上物です。 <br> <br> ロッドの状態は現状でフラットで、ロッドは左右に回り余裕もあります。 <br> <br> フレットは段減りもなく大きなフレットで、8割～9割残っています。 <br> <br> メンテナンス：フレット研磨、指板清掃、レモンオイル塗りを施しています。 <br> <br> 送料は、ゆうパック100サイズです。 <br> <br> 人気の裏止め仕様のFRネックです。 <br> <br> なかなか希少なリバース赤ヘッド仕様の初期型FRネックです。