AudioQuest オーディオクエスト Gibraltar-2 ジブラルタル Ver,Ⅱ DBS=72V
独立単線8芯=W-Quad 4種の異径導体 ハイパーリッツ 鏡面最上銅材=PSC+ 2m の出品です。
画像のとおり、両端=Yラグ端子のシングルワイヤリング仕様でございます。
AQの弱点として、DBSバッテリーパックの造りがイマイチで
ツメが折れたり蓋が外れやすくなったりという難点がありますが
当出品物は全く問題のありませんでしたので、現状のままでございます。
当時、Flat Rock フラットロック シリーズとして発売されていた、ダブル スタークワッド構造を持つケーブルで
ほかに、Rockefeller / Meteor / Comet / K2 などのラインナップがございました。
このケーブル、当初は DBSの電圧=36V でしたが、その後は Ver,2 として 72V にブラッシュアップされました。
独立多芯構造 の上級スピーカーケーブルで、定価: 約110,000円 以上でした。
その構造は 平行2列のレイアウトで、1列:4芯ずつで構成されている ダブル スタークアッド=8芯構成。
ケーブルの形状が楕円形なのは、この構造=平行配列からくるものでございます。
各素線とも、それぞれが絶縁されているオーディオクエストがもっとも得意とする 単線を用いたハイパーリッツ。
BASS(低域用)とTREBLE(高域用)に振り分けられた 16AWG/18AWG/19AWG/20AWG と
太さ=口径の異なる 4種の単線を用いた マルチゲージ仕様となり、入念な設計がなされておりますことから
低音域から高音域まで、ワイドレンジ且つフラットな再生を目的とした明確な意図が感じられます。
採用された導体は、同社の中でも最高の銅材である PSC+(パーフェクト・サーフェイス・カッパー・プラス)
表皮効果によって、導体の表面を流れる音楽信号への影響を考え、極めて平滑で鏡面加工した材質で
ミクロン単位でみても、表面の凹凸が殆どないとされるマテリアルが採用されております。
それを理想的な空気絶縁に近づけるべく、発泡ポリエチレンを用いた配慮がなされました。
他メーカーにはない特色である、ご自慢の DBSシステムは、AQで最大の電圧値=72V を誇ります。
シールドは、導通性を持つカーボンベースのノイズ消散システム=NDS(ノイズ ディシペーション システム)
両端の端子は、オーディオクエスト のオリジナル端子= ゴールドコンタクト仕様
一般的な真鍮材ではなく、材質に純銅を用いて、ニッケルやクロームなどの中間層が存在しないように
金にドブつけして、分厚くメッキを施す ハンギング・ゴールドが採用されました。
高貴なスタンスを貫き通す、オーディオクエストのテイストをご堪能いただけましたら幸いです。