Disc6
1. クラリネット協奏曲イ長調 K.622
2. フルート協奏曲第2番二長調 K.314
3. ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)
ジャック・ズーン(フルート)
ギヨーム・サンタナ(ファゴット)
録音時期:2006年5月(1)、9月(2)、2009年6月(3)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:2 ライヴ1,3)
2011年8月にホルン協奏曲集のリリースではじまったアバド&モーツァルト管弦楽団によるモーツァルト:管楽協奏曲録音第3弾。このアルバムで完結します。第8回国際オーボエ・コンクール軽井沢の覇者ナヴァッロ、ローマ聖チェチーリア管の首席クラリネット奏者カルボナーレ、マーラー・チェンバー管の首席ファゴット奏者サンタナ、そして名手ズーンという錚々たるソリスト陣に加え、若き才能あふれる奏者たちの溌剌たるアンサンブルが見事です。
生命感、極上の美しさあふれるこれらの作品の特質をアバドの比類ないタクトが余すところなく引き出しています。(ユニバーサルIMS)
Disc7
1. 協奏交響曲変ホ長調 K.297b
2. フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
ルーカス・マシアス・ナヴァッロ(オーボエ:1)
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット:1)
アレッシオ・アレグリーニ(ホルン:1)
ギヨーム・サンタナ(ファゴット:1)
ジャック・ズーン(フルート:2)
レティツィア・ベルモンド(ハープ:2)
録音時期:2008年6月12日
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
アバド&モーツァルト管によるモーツァルト・シリーズに、名手たちの競演による2つの協奏曲が登場。
第8回国際オーボエ・コンクール軽井沢の覇者ナヴァッロ、ローマ聖チェチーリア管の首席クラリネット奏者カルボナーレ、マーラー・チェンバー管の首席ファゴット奏者サンタナ、そしてルツェルン祝祭管、モーツァルト管、ヨーロッパ室内管の首席ホルン奏者を兼任するアレグリーニという錚々たる若手が集ったK.297bの協奏交響曲と、名手ズーンとイスラエル国際コンクールの覇者ベルモンドを要したK.299の協奏曲を豪華カップリング。若手の育成に長年力を注いでいるアバドならではの人選が光る、若々しく充実した掛け合いの数々がお楽しみいただけます。(ユニバーサルIMS)
Disc8
1. ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412+514
2. ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
3. ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
4. ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)
録音時期:2005年6月(3)、2006年6月(1,2)、2007年6月(4)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
ドイツ・グラモフォンによるアバドのモーツァルト協奏曲録音プロジェクト(全3枚)の第1弾はホルン協奏曲集。
世界的なホルン奏者として知られるアレッシオ・アレグリーニは1972年生まれのイタリアの名手。23歳でムーティに招かれてスカラ座の首席奏者に就任し、その後、プラハの春国際音楽コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクールの両方で最高位を獲得。2002年からはベルリン・フィルの客員奏者を1年間つとめ、現在は聖チェチーリア音楽院管弦楽団に首席奏者として在籍する一方、アバドに招かれてルツェルン祝祭管弦楽団、モーツァルト管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団の各首席奏者としても活躍しています。
アレグリーニはその天衣無縫ともいうべき自在な演奏スタイルでソロや室内楽などコンサートではすでに大きな話題となっていただけに、今回のCDの登場は大きな期待をもって迎えられるところ。しかも共演は気心知れたアバド指揮モーツァルト管弦楽団というこれ以上無い布陣となっております。
ちなみにアバドはかつてモーツァルトのホルン協奏曲第3番をクレヴェンジャーと録音していましたが、全曲録音は初めてとなります。(HMV)
モーツァルト管弦楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
コンディション良好。